グランタブロー9×4スプレッド
はじめてグランタブローを引いてみました。
グランタブローっていうのは、ルノルマンデッキ全てのカード36枚を使って「過去・現在・未来」を読み解く占術です。
読み解く方法は多岐にわたり、集中力と想像力がモノを言う…ような気がします。(え?弱気。笑)
これができるようになると幅が広がるなぁ、とは常々思ってたので、引いてみました。
で、下の画像が結果 ↓
赤でハイライトした、十字っぽいところを中心に読み取っていきます。
全体像を眺めてみる
ひとことで言うと、「悲喜こもごも」ですね。
これは誰でもそうなので(笑)、特異点を探すと
「8棺」「7蛇」「14キツネ」のようなあまり良くはないカードが目につきます。
しかも棺なんてすぐ隣(1か月以内だぞ…しかも「8」だしな。)にあるし…。いや、死ぬわけじゃなくて…急激な変容ですかね?いままさに変容中ということなのかもしれません。
蛇とキツネは、秋にかけてねっとりとした可愛がられ方をするようだ、と読みました。
物質的には豊かなようです(「34魚」)し、運もありますね(2クローバー)。なので、誰かに嫉妬されたり、財産を狙った詐欺師や闇営業を勧めてくる人に注意ってとこかな。
最終的には権威的なもの(「19塔」)に守られるようです。うふ。
いろいろな解釈
グランタブローにはいろいろな解釈の方法があります。
おもしろいな~と思った解釈を紹介します。
1.意識・無意識の重要なテーマ
4つの角にあるカードが本人が重要だと思っているテーマの象徴なんだそう。意識しているかどうかは別だとか。心理学的に言うと隠れた前提ともいえると思います。
今回の結果だと「16星」「5樹」「22道」「1騎士」がそれにあたります。
「5樹」は健康を表しますし(わたしメンヘラですからね)、「これからどうすっかなぁ」とはぼんやり考えていますから、「22道」はなるほどなぁ、て感じですね。
テーマはこれですよ、と投げられて終わりではなくて、テーマのカギは周囲のカードが示してくれます。
ルノルマンカードリーディングが面白いのはまさにこういう点だと思います。やりっぱなしではなくて、かならずヒントが与えられているっていう。でも、そのヒントをどう読み解くかはリーダーの想像力に委ねられているんです。
2.隠れた影響
象徴カードと鏡像的(線対照というか)な位置にあるカードは本人を隠れたところから動かしている要因を示すそうです。今回の結果だと「19塔」「32月」(上の写真では、黄色の四角で囲ったカード)がそれにあたります。
要因とか隠れた、というとどうしても悪いものを想像しがちですが、良い要因もあります。たとえば「32月」は優しさや親しみやすさ、心理的な癒し(カウンセリング)、音楽などの意味があり、こういう要因がわたしがわたしである理由だと読み解くことができますね(照)
男女関係をどう見るか
これ、グランタブローの醍醐味と言ってもいいかもしれませんねぇ。
基本的には、「28紳士」と「29淑女」の位置関係と、その間にあるカードから読み解きます。
対角線上にあり、そっぽを向いています(汗)そして!間にあるのは「21山」のカード。わかりやすく障害があります。わかりやすすぎて笑いました。ただ、山のすぐ上に「8棺」が来ているので、障害は近い将来何らかの終わりを迎えるようですね。
いまは、障害があるからそっぽを向いているのか、それともそっぽを向いているから障害が生まれたのかはわかりませんが(をい)、愛情や人間関係を示す24番のハウス(ハウスについては後述します)にある「15熊」がヒントになります。
しかもこの「15熊」のカード、「28紳士」と鏡像的な位置にあることから、紳士の隠れた要因にもなってるんですよ!熊は母性あふれる人物の象徴ぽいですが…。
そして、紳士と熊の間にあるのが、秘密を表す「26本」のカード…!
まとめてみると、いまは障害があるけど心理的には近い状態。障害は、男性の側に要因があるかも。女性側は嫉妬と食べ過ぎに気をつけ、慈しみ育む気持ちを忘れずに。てところでしょうか。
(皆さんのリーディングの時には言い方にもう少し気を配りますよ…うふ)
いや~おもしろいですね!グランタブローおもしろい!
グランタブローを引いてみた感想
自分をネタにいろいろ見てきました。ここにはいくつかしか書いていないですが、そのいくつかを書いているだけでも面白かったです。
すごい広がりがあり、正解はない。自分の感覚と発想が全ての世界。色々な解釈の仕方が、これまで知らなかった視点を教えてくれます。これでごはん3杯はイケるな。
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